【JaLS日本語学校「左官塗り体験」ワークショップ開催】

2026年5月、JaLS福岡校の生徒さんをしあげギャラリーショールームにお迎えして、日本建築を代表する素材である「塗り」の魅力を発信するワークショップを開催しました。

JaLS福岡校は短期専門の日本語学校で、海外から来た「日本語を学びたい!」という方々を受け入れ、日本語や日本文化のスムーズな習得をサポートしています。

座学の様子

ワークショップでは、最初に日本の企業の働き方と日本建築についてスタッフが座学を行いました。

皆さん真剣な表情で、ときには自分の国と日本の企業との違いや共通点などを日本語で答えてくれました。
どの国でも働き方や企業文化については興味深いトピックですよね。

ショールーム見学後は、二瀬窯業の天然ミネラル系塗り材「スマイル」を使って左官塗り体験に挑戦です。
まずは大きな板に塗り材を塗る練習をします。

塗り材は見た目より固いので、鏝で塗りつけるには結構な腕の力が必要です。またプロの左官のように塗り厚を1~2㎜程度に調整するのも高度な技術が必要だと実感できます。

参加した方からは「むずかしい!」の声が上がりますが、手を動かしているうちにだんだん集中力が増している様子。
鏝捌きがぐんぐん上達していくのが分かりました。

練習が終わったら、最後にスマイルを使った「アートパネル」作りに取り掛かります。

10センチ角の木板に水彩絵の具で色を付けた塗り材を自由に塗り、デザインしてもらうのですが、「どんなイメージで作りましたか?」と聞いてみると、「海に太陽が反射している風景」「桜」など具体的な場面を想像しながら作っている人も。

参加した全員がとても素晴らしい仕上がりで完成させ、豊かで個性的なアートパネルはしあげギャラリーで作品として展示したいくらいでした。

参加された方々にとって日本の塗り材の魅力を大いに堪能できた1日となったのではないでしょうか。
しあげギャラリースタッフもあらためて、海外から見た左官塗り材の可能性や素材としての特別な存在感を認識できました。

価値のある素材であふれる社会や街並みこそ、豊かな世界への近道なのかもしれませんね。


《 左官塗り体験ワークショップ アンケート結果 》
ここからは参加してくれた留学生18人に聞いたアンケート結果を公開します。

■今日ここに来る前に「左官」や日本の「塗り壁」について知っていましたか?
▪YES 1名  ▪NO 15名  ▪回答無し 2名

■もし日本で家を建てるとしたら日本の塗り材を使ってみたいですか?
▪YES 13名  ▪NO 1名  ▪回答無し 4名

■塗り材は経年変化する素材です。それについてどう思いますか?
▪好き 6名   ▪自然ことだと思う 9名  ▪素材の味わいだと思う 6名 ▪変化しない素材の方が好き 0名