今回はタイル名称統一100周年記念イベントの1つとして実施いたしました、名古屋モザイク工業とのコラボアンケート「タイルと言ったら?○○○」の結果を発表いたします。
これは、「タイル」という言葉から連想されるワードを、何でもOKなので1つ挙げてもらうというもの。つまり「タイルと言ったら?○○」の○○の部分を埋めてもらうイメージアンケートです。
約2か月の期間で、しあげギャラリーと名古屋モザイク工業それぞれのショールーム、そしてしあげギャラリーが出張出店したイベントにご来場頂いた200名を越える皆様に参加していただきました。
たくさんの方々が様々なワードを連想してくださいましたが、その中から最もクリエイティビティあふれる素敵なワードを連想してくださった方3名様に、総合コラボ大賞、しあげギャラリー賞そして名古屋モザイク工業賞をお送りさせて頂きました。
さぁ、栄えあるタイル名称統一100周年記念「タイルと言ったら?○○○」賞に選ばれたのは、こちらのワード達です!
総合コラボ大賞は 「細胞(さいぼう)」に決定
満場一致で選ばれたのが「細胞(さいぼう)」です。
このワードを選ばれた方は「タイルはその一つ一つが組み合わさり、一つの建物や空間を作り出す。動物も植物も、その細胞一つ一つがタイルのように組み合わさり、一つの命を形作る。という連想から細胞という単語を考えました。」との事。
まさに細胞が集まって生物を作っているように、タイルは1枚1枚がそれぞれの存在をもって建物を作っている。1枚1枚が建物や空間を形作る大切な細胞であるというイメージ展開に選考委員も驚きと感動を覚えました。
タイル・人体・動物・植物・全てに共通して構成されるモノという深い意味合いが込められていて、タイルの概念を超えるユニークなイメージに、タイルという素材の見方すら変わりそうなこのワードが総合コラボ大賞となりました。
しあげギャラリー賞は、スタッフ感涙の「かぞく」
しあげギャラリースタッフが大賞に選んだワードは「かぞく」です。
タイルのご提案をする際、それぞれの方がそれぞれの思いを込めてタイルを選ばれます。
たくさん悩んでイメージして迷ってワクワクして、そしてお家の一部として選ばれていくタイル達。そんなタイル達のことを家族の一員と思ってくださっているようなこの言葉に、スタッフは感涙!!
これからご提案する時も、ずっとの家族となってもらえるような素敵なタイルをお勧めできればと更に気持ちがアップするワードでした!
名古屋モザイク工業賞は、時代を反映したワード「インスタ映え」
「インスタ映え」と連想した受賞者の方からは「嬉しいです。これからもタイルを使って写真をたくさん撮っていきたいです!」とコメント頂きました。
名古屋モザイク工業の選考理由としては
「タイルは空間に華やかさをを演出できる素材でありながら、それ自体にも”映え”の要素を感じて頂けて嬉しいです。現在インスタグラムで#タイルで検索すると、53万件もの投稿があります。まさに今のタイルを象徴する言葉だと思います」
との事でした。
このタイル名称統一100周年目のイベントにふさわしい、「今」を反映するワードですね。100年前はインスタなんてなかった時代。100年後には果たしてどんな時代を映すワードが選ばれるのでしょうか??
その他にもタイルから連想される言葉がたくさん!
そのほかにも、印象に残ったワード、面白かったワードをしあげギャラリースタッフの感想と共にいくつかご紹介いたします。皆さんが「タイルと言ったら」連想したワードはありますか??
・「お風呂」
最多得票数となったのがこちらのワード。
おじいちゃん、おばあちゃんの家のお風呂と答えた方が多かったです。でも実はこのアンケートをきっかけに、ある年齢層以下の方にはお風呂=タイルの印象が全くないという事が判明!!今はユニットバスが主流となり、タイルを貼ってるお風呂を見ることも稀になったという事でしょうか。
これからもユニットバスに負けないよう、お風呂=タイルと連想してもらえるように頑張らねばと感じたワードでした(燃)
・「愛おしい」…なんて素敵な響きでしょう♡
・「技術革新」…日進月歩でタイルは進化しています!
・「クロコダイル」…あの固い鱗がタイルのように見えたのかもしれません?!
・「靴音」…ヨーロッパの家や店ではタイルが一般的で、ヒールで歩くタイル音が身近に感じられるのだそう。
・「自由」…割付や納まりなど最近はとてもタイルの自由度が増した気がします。
・「なんでもアリ!」…言い切っていただけて嬉しいです(汗)
・「マーメイド」…海の中にいるたくさんのマーメイドの鱗がタイルだったら、うっとりしますね♡
・「万華鏡」…モザイクタイルを使って万華鏡みたいなデザインを作るワークショップ、やってみたいです。
・「目地」…確かに!タイルは目地抜きには語れません!
・「焼きムラ」…こちらもタイルとは切っても切れない間柄。これこそがタイルの正体なのかも知れません!
・「悠々」…悠久の時の流れを感じさせるワード。タイルの耐久性や不変の存在感をとても上手く表現されています。
・「夢と現実」…「タイルへの憧れ、そしてその施工金額見た時の絶望感」とは記入した方のコメント。共感される方も多いかもしれないですね…。
タイルと言ったら○○○連想アンケートから見えてきたタイルの今と未来
今回、タイルという言葉からたくさんのことばを連想して頂きました。
そこからは、今タイルが持たれているイメージが伝わってきたり、タイルの持つ可能性も感じることができました。
今後このイメージが変わっていくでしょうか?それともずっと同じままのものもあるでしょうか?
「なににでもなれる」タイルの未来から目が離せませんね。